私たちは愛犬3頭を連れて、2泊3日の日程で三重県志摩市の志摩オートキャンプ場へ行って、キャンプ体験をしてきました。
志摩オートキャンプ場は、英虞湾の自然豊かで静かな所にあって、海水浴場の阿津里浜=あづり浜海岸が近く、そして金比羅山ハイキングコースがある等、地形変化に富んだ特徴があります。
今回のキャンプデビューを通して、私たちと愛犬が体験したこと、スノーピーク「手ぶらCAMP」の流れについてご紹介します。
この記事に登場する愛犬
MAO マオ ♀ (トイプードル)
MANA マナ ♂ (トイプードル)
SARA サラ ♀ (トイプードル)
スノーピーク「手ぶらCAMP」体験
スノーピークに一目惚れでした!今回のキャンプを体験するきっかけは、「スノーピーク」。国内のアウトドアブランドとして、キャンプ用品を専門に扱う日本生まれのメーカーです。
長らくマリンスポーツ一辺倒でしたが、愛犬との生活を機に、自然の多くある場所へ出かけるようになりました。最近、山へ出かける回数が増えたことも一因でした。
そこで、実際にディーラーへ行ってテントの購入を考えた際、自宅から手ぶらで行っても、スノーピーク製品が体験できる、という画期的なプランを発見するに至りました。
手ぶらでキャンプは、私たちのようにスノーピークについて知りたい、テント購入を考えている等、目的を持っている人にとって、ピッタリのプランです。
そして、ただレンタルするだけではなく、キャンプ初心者でも、テントや周辺用品の取り扱いから、テントの設置からテントを収納・撤収する迄をレクチャーしてくれる、親切なパッケージプランです。
手ぶらでキャンプについては、スノーピークの公式ウェブサイトから情報を入手できます。
自然の中で生活する楽しさ
志摩オートキャンプ場は、スノーピーク直営キャンプ場ではないものの、スノーピークと連携したキャンプ場になっています。
その他にも、様々なブランドのテント、レンタル物品の貸し出しを行っています。
私たちが、志摩オートキャンプ場を選んだのは、自宅から一番近い手ぶらでキャンプ体験ができるキャンプ場だったからです。
また数あるキャンプ場の中から、志摩オートキャンプ場を選んだもう一つの理由として、自然の中で生活する楽しさ、のコンセプトに好感を持ったからです。
志摩オートキャンプ場へのアクセス
志摩オートキャンプ場へは、東京方面から、東名高速道、伊勢湾岸道で伊勢西インターを目指します。または、東名高速豊川から伊良湖岬を目指して、伊勢湾フェリーで鳥羽まで向かうこともできます。
電車だと、名古屋から近鉄特急に乗り換えて鳥羽駅を目指します。鳥羽駅からは、近鉄線賢島方面の近鉄鵜方駅で下車します。そこから、御座行のバスに乗り換えて行けます。
私たちは車で、鳥羽フェリーターミナルから、志摩オートキャンプ場に向かいました。ノンストップで約1時間程度走ります。
鳥羽からパールロードまたは、国道167号~260号を通ります。所要時間に大差はないのですが、国道167号~260号経由で行くほうが若干早い気がします。
志摩オートキャンプ場 施設情報1
私たちが今回利用したのは、志摩オートキャンプ場のペット可のテント個別サイト(電源設備あり)です。
このタイプは全部で15棟あります。そして、ペット可のテント個別サイト(電源設備なし)は、全部で10棟あります。
手ぶらキャンプのチェックインは、午後14時。そして、チェックアウトは、翌日午後12時。私たちは、テントの説明や設営があったので、少し早めにチェックインしました。
通常は、平日のチェックインは、午後18時(冬場は午後17時まで)に済ませます。
門限は、午後21時。消灯時間は、午前22時。 正面ゲートは、午後21時から朝8時までの間開きません。
その他、ペットは立入り禁止の個別テントサイト、バンガロー、ロフト付きバンガロー、キャンピングハウス、デイキャンプ場、等が完備されています。
テント設営&撤収レクチャー
到着すると、スノーピーク・オールインワンテントのランドロックが用意されていました。さっそく、担当の方から説明を受けます。
その間、愛犬にはしばし車で待機してもらうことにしました。
まずは、テントのシート部分を広げつつ、十分なスペースの確保についてや、メインとなる出入り口をどこに向けて設置するといいのか等について説明を受けました。
ここでは、風によるテント倒壊や思わぬ破損を防ぐ為に、風下にくるよう設営する。といった説明を聞いて覚えました。
次にフレームの組立て方を教わりました。色分けされていたので、初心者の私たちにもわかりやすかったです。
教わった順番で組み立て終わる度、テントに通していきます。そして、フライシートを持ち上げテントの形を作っていきます。
大体の所要時間は約1時間とのこと。私たちは、初心者なので先生から説明を受けないと、何もわかりません状態(笑)。
レクチャーして下さった担当の方のように、何個も設営&撤収をして慣れてくると、一人でも約30分程度で設営できるそうです。さすがですね!!
テント全てのフレームが通し終わる時には、既にテントが独立しています。きちんとしたテント設営が初めての私たちにとって、これには、ちょっぴり感動しました。
リングピンの差し込み方、プラスチックフックのかけ方、そしてインナーテントの設置等、細かいことを挙げると、一度に全ては覚えきれませんが、大まかな概要についてはほぼ理解できた気がします。
その他、ペグハンマーの使い方や、ペグの打ち方まで丁寧に教わりました。その後、実際にペグを打ち付けて夫婦で練習しました~。
アイテム説明
無事テント設営完了&最終日の撤収方法を教わった後、今回のキャンプで貸し出しして頂ける物品についての説明を受けました。
テーブル&チェアーセット、ランタンセット、シュラフ、キッチンセット、ガスボンベ、キッチンツール、クッカーセット、ソフトクーラーボックス、焚火台とBBQができる一式、薪、軍手、着火剤にライター、布巾やスポンジに鍋敷きが含まれた食器セット、ホットサンドクッカー、等が含まれています。
もちろん、全てスノーピーク社製です!パパは、焚火台とホットサンドクッカーを、欲しがっていたので、今回、使わせて頂けることに、感謝感激です。
志摩オートキャンプ場 施設情報2
車から自分たちの荷物の運び込みをしました。ようやくワンコたちも一息つけます。
この日は、朝から動き回って、お昼寝の時間もないまま、午後を過ぎてしまいました。さすがに眠くてウトウトしている3頭でした。
一段落したところで、キャンプ場施設について確認しに出かけることにしました。まず向かったのが、炊事棟です。
ここには、水場があります。炊事棟の中には、湯沸器等が完備されていました。手前は、燃えるゴミの捨て置場となっています。
炊事棟のお隣は、管理棟になっています。ここで、追加の薪を購入したり、物品のレンタルを申し込みます。スタッフが在中している場所で、最初のチェックインや、チェックアウトもここで受付します。
燃えるゴミ置き場の反対には、ペットボトルや、缶類等を捨てる場所があります。
ここで散らかすことになると、他のキャンプ場利用者やスタッフの迷惑となってしまうので、ゴミの種類の分別を適切に行ってから、所定の場所に捨てるようにしましょう。
管理棟の奥には、サニタリー棟があります。ここには、トイレ、洗面、シャワー室が完備されています。コインシャワーは、利用できる時間が決まっています。午前8時から午後22時迄です。
一通りどこに何があるのかを把握できました。サニタリー棟の壁には、様々な掲示が貼られていました。私が気になったのは、ペットのマナールールについてです。
ペットが一緒に利用できるのキャンプサイトは、まだまだ少ないのが実情です。
ペット可のキャンプ関連施設の利用拡大や、後から利用したいペット連れの人たちの為にも、ずっと安心して使ってもらえるように、ここでのマナーは守りましょうね~。
それと気になったのが、2018年のイベント情報です。これからのシーズン寒さが増しますが、志摩は比較的温暖な気候と言うこともあって、こちらのキャンプ場は通年営業しているそうです。
クリスマスや年越しイベント等の企画があって、楽しそう!!と言うことで、気になる愛犬家さんは、志摩オートキャンプの公式ウェブサイトをチェックして~!