みなさんはドッグフードの袋を開封したあと、どのように保存していますか?
袋のまま?
保存容器に入れて?
私自身、以前は開封後もフードの袋のままで保管していましたが、ドッグフードのパッケージの裏に書いてあった「開封後は密閉できる容器に入れ替えて」という注意書きを発見!
そこからドッグフード開封後の酸化防止に注意するようになりました。
密閉タイプの保存容器も使っていますが、さらにフードに触れる空気を減らすべく真空パック器を購入しましたので商品レビューをお届けします!
ドッグフードの保存で気をつけたいこと
愛犬の健康を考えたとき、やはり重要なのは毎日食べるドッグフード。
愛犬のために少しでも安心なドッグフードを探している飼い主さんも多いでしょう。
そして愛犬に合ったドッグフードを見つけたら、次に気を使いたいのがドッグフードの保存方法。
フードは空気に触れることで酸化します。
ドッグフードが酸化すると風味は落ち、栄養が失われることに。人間の食べものと同じですよね。
特に注意したいのは酸化したドッグフードを食べることで下痢・嘔吐などの体調不良やアレルギーの原因になる、などと言われていること!
やはり開封したドッグフードは密閉した状態で保存したほうが安心のようです。
ドッグフードの保存に真空パック器を購入
家庭用の真空パック器は本体価格1万円以下で手に入ります。有名なのはあとで紹介する、真空パックんとアイリスオーヤマ フードシーラーですが、下記の2点が気になりました。
- 専用ロールが必要でランニングコストが高くなりがち
- 真空パックのたびに専用ロールを袋状にシールしてから食品を入れるため、手間がかかって面倒
専用ロールというのは、真空パックにするときに食品を入れる袋の部分になります。私の場合は使用するたびに袋状にするという手間も面倒なので専用ロールタイプは却下。
そこで今回購入したのは「業務用 真空パック器 フードシールドJP290」。
まず「業務用」に惹かれました。業務用とはいってもサイズはコンパクトで専用ロールが必要なタイプの家庭用真空パック器よりも小さいくらいです。重さも2キロちょっとなので収納棚の出し入れもラクラクでした。
また、専用ロールが不要なのも好評価。安く手に入る業務用の真空袋に対応しているためランニングコストが抑えられます。
おすすめの真空袋はクリロン化成 彊美人。
すでに袋状になっているので食品を入れて真空パック器にセットして脱気すればOK。
サイズも豊富なので1食分なら小さい袋、まとめて大きな真空パックにするなら大きな袋というように好みのサイズを購入しましょう。
ちなみに今回購入したフードシールドJP290のシール寸法は幅5mm×長さ275mm (対応最大袋幅26cm、厚80μ)です。
クリロン化成 彊美人は冷凍、ボイルにも対応しているので、人間用の食材を真空パックにするのにも便利です。
試しに冷蔵庫に入っていた使いかけのニンジンを真空パックにしてみました!
使い方は超簡単。説明書も同梱されていますが、メーカーが作っている使い方の動画を見れば一発です。でも安全のために説明書にも目を通しておきましょう。
妙に楽しくてお米も真空パックにしてみました。
1度に使う3合分を真空パックにしてみました。
左側が最初にやった真空パック。お米の間に空気が残っています。
右側は脱気中に手のひらでお米を上から軽く押してパックにしたもの。お米の間の空気もしっかり抜けました!
やっと本来の目的、フードの真空パックに挑戦!
挑戦というほどでもなくあっけなく成功。なるべく平らにした状態でパックすると良いようです。
上の写真の袋のサイズはクリロン化成 彊美人100mm×150mm。
フード約60gが入りました。フードの形状によって入る量が異なると思いますのであくまでも目安です。
ついでに犬用に購入した冷凍の生馬肉も小分けにして真空パックしてみました。
生馬肉は手作り食はもちろん、ドッグフードのトッピングとしても使えます。
赤みの多い馬肉は生肉食にぴったりの食材ですが、家庭用冷凍庫で保管しているとだんだん冷凍焼けで霜がついてしまいます。
生肉食は新鮮さが命!
パッケージ内の空気をなくして水分の蒸発を防ぎ、霜がつかないようにするには真空パック!ということで1食分ずつ小分けにしてみました。
こちらの袋もクリロン化成 彊美人100mm×150mm。
上の写真は15gの生馬肉が入っています。
この袋には手で切れるようにノッチといわれる切れ目もついていますので、使うときにとても便利です。
このときは作業が楽しくて結局いろいろ真空パックしていたら50袋くらい作っていました。
1回の真空パックもあっという間にできるのでフードシールドJP290はかなりおすすめです。
構造自体シンプルなので使った後のお手入れも楽でした。
そのほかの家庭用 真空パック器
家庭用の真空パック器で検索するとよく出てくる商品が2つあります。
まずは「真空パックん」。
こちらは本体価格は1万円以下ですが、専用ロールが必要です。
専用ロールを引き出してカットして袋状にしてから食材を入れ脱気します。
もうひとつアイリスオーヤマの真空パック器「フードシーラーVPF-385T」。
本体の実売価格6千円代とお手頃価格が魅力です。
こちらも専用ロールが必要で、専用ロールをセットして袋状にシールしてから食品を入れて真空パックにします。
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Amazonでは真空パック機や専用袋も売れています。
ドッグフードの保存容器
空気に触れると酸化がスピードアップしますので、なるべく空気に触れないように密閉できる保存容器を使いましょう。
OXO 保存容器 ポップコンテナ
OXOはサイズが豊富なプラスチックコンテナです。シリーズで揃えると収納がすっきりおしゃれに。
フタについたボタンを押すだけで開閉できる密閉容器なので、頻繁に使う用途にもぴったりです。
裏ブタ全体が柔らかいシリコンに覆われているので密閉度がより高くなっています。
フレッシュロック
こちらも色々なサイズが用意されている保存容器フレッシュロック。
フタがクリアタイプなのでフタ側から見ても中身が確認できて便利です。
密閉米びつストッカー
米びつストッカーですが密閉タイプですし、ドッグフードの保存容器としていかがでしょうか。ザラザラと出しやすいです。
持ち手もついていてお手頃価格も魅力。
iwaki(イワキ) 耐熱ガラス 密閉パック
耐熱ガラス製の密閉パックです。フタの赤いバルブを押すだけでカンタンに密閉できるのが魅力です。
フタをしたまま電子レンジOKなので、人間用の食品保存にも便利です。
サイズは200ml、400ml、550ml、550ml長型、1L、1L長型、1.45Lの7種類。
550ml長型を持っていますが、フード約260gくらい入りました。フードの形状によって異なると思いますのであくまでも目安です。
ドッグフードの保存方法まとめ
小型犬や食の細いわんちゃんの場合、一度開封したドッグフードが1か月経っても無くならない、ということもあります。
数種類のドッグフードをミックスして与えているような場合も、使い切るのに時間がかかります。
また、新鮮で安全な食材を自分で調達して手作り食を与えている、という方も食事のたびに作るのは大変ですし、食材を一度に使い切れないといった悩みもあるでしょう。
フードを真空パックにして保存することで空気に触れて起こる酸化のスピードアップを抑える!
愛犬にはいつまでも元気でいてほしいですから。
もちろん、人間の食べ物も真空パックにできますので、1台あると便利ですよ。