入笠山下山からゲレンデでのひととき
入笠山に限らず山歩きで注意したいのは下り。
登る方が体力的には大変で下山は楽に見えますが、降る勢いに任せて足早に歩いてしまうと事故の元になります。
枯れ葉の上は滑りやすく、浮き石なども点在していますので慎重に1歩1歩確認しながら降ってください。
特にわんちゃん連れだと、わんちゃんがリードを引っ張ってしまい吊られて足を滑らせてしまうこともあります。
入笠山には岩場コースと岩場迂回コースがあり、登りの時は岩場コースを、下りの時には迂回コースの方を利用すると良いと思います。
どちらもそれ程大差はありませんが、岩場コースでは1カ所だけ鎖場があります。自信の無い方は両方迂回コースを選んだ方が安全かもしれません。
私達は行きに岩場コース、帰りは迂回コースを辿って来ました。
入笠山はスズランの花が咲くことで有名ですが、私たちが行った時は秋だったのでとっくに花は終わっていましたが、スズランの真っ赤に色付いた実が見られました。
例年5月下旬頃から入笠湿原や山野草公園、ゲレンデなどに20万本のドイツスズラン、100万本の日本スズランが咲き誇ります。
ゴンドラ山頂駅まで戻ってきたら誰もいないゲレンデを、愛犬は独り占めして走り回っていました。
人間も遮る物がないだだっ広い場所に来ると、大声で叫んでみたり走ってみたくなる衝動に駆られることがあると思うのですが、わんちゃんも心境は同じなのでしょう。
わんちゃんと行く入笠山登山 まとめ
入笠山へ向かうアプローチではたくさんの高山植物を愛でながら歩くことができ、春から秋にかけてスズランを初めエンレイソウ、水芭蕉、ザゼンソウ、チゴユリ、カラマツソウなど数え切れないほどの高山植物が楽しめます。
初夏の頃は一番花の数も多いのですが、梅雨の時期にも重なるため天気は不安定になります。秋には花の数は減ってしまいますが、草紅葉や遠くまで眺望も楽しめます。
わんちゃんと一緒に色とりどりに咲くお花を愛で、初心者でも登れる入笠山登山を楽しんでみてください。
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