トイプードルの気を付けたいケガ・病気
トイプードルは長生きするタイプの犬と言われていますが、可愛いからと人間の食べ物をあげてしまうのは、寿命を縮めることになりかねませんので注意しましょう。
後ろ足のひざのお皿が脱臼してしまう膝蓋骨脱臼は超小型犬、小型犬に多い病気です。歩くときに片足を上げて、はねるような動作をすることで気がつきます。ひどくなると骨を補強する外科手術が必要になることもありますので、幼少期からの無理なジャンプなどは注意しましょう。
トイプードルは涙ヤケになりやすい犬種でもあります。ペットの涙やけ用ローションやウェットティッシュなどで、まめに目元を拭くようにしましょう。また、いま食べているフードとは異なる材料を使ったフードに変えてみることで改善する場合もあるようです。
皮膚炎等の病気にも注意が必要です。アトピー性皮膚炎、膿皮症などが、トイプードルがかかりやすいと言われる皮膚炎です。痒がる、皮膚がただれているなどの症状が出たら、重症化していまう前に獣医の診察を受けると良いでしょう。
また、トイプードルに限りませんが、犬はケガや病気の痛みに強いと言われています。犬の異変に気付いた時には病気の症状が進行してしまっていることもよくあります。
犬は痛いとか苦しい感情を表に出さないことが多いですし、病気やケガの症状もわかりづらく、日々一緒に暮らしている飼主さんであっても愛犬の病気やケガの異変になかなか気付かない事もあります。日頃からの観察で病気やケガの予防、重症化防止に努めてあげてください。