柴犬との暮らし!性格や食事、運動量、鳴き声はどう?病気の心配は?|マル編

犬種の紹介

日本の犬といえば柴犬の姿が思い浮かぶ方は多いと思います。ピンと立った小さめな耳、クルッと巻いた尻尾が特徴的な犬種です。柴犬は昔から猟犬や番犬として活躍し、人間とともに暮らしてきました。飼い主に忠実で賢い犬種ですが、一方では警戒心が強く飼い主以外には容易に慣れないとも言われています。

今回は、犬図鑑や飼い方本だけではわからない、実際の柴犬の性格や食事、運動、毛の手入れ、鳴き声、ケガや病気などについて、柴犬と暮らしている方のリアルなエピソードをご紹介します。

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柴犬"マル"のプロフィール

 マル(柴犬)

  • 性別:女の子
  • 生年月日:2004年12月24日
  • 避妊・去勢手術:受けた
  • 体重:6kg
  • 入手方法:ペットショップ

柴犬のマルの性格

マルは、柴犬の特徴である『神経質、警戒心・縄張り意識が強い』が前面に出ている性格をしています。寒いだろうと毛布や古バスタオルを犬小屋に敷いてやれば、犬小屋に近寄ろうとしません。雨が降っても、雪が降っても小屋の外でじーっと、入れられた毛布を見つめているだけ。入れる前にタオルで遊ばせて、自分の臭いがついたなら安心するかと思っても、小屋の外にタオルを出してその上に座ります。

そのわりに日よけ・風よけにすだれや毛布を犬小屋の上から垂らすのは平気。垂らしたその日のうちに犬小屋に入って寝ていました。

犬小屋に入っている柴犬

マル(柴犬)

マルと暮らし始めて13年、何がマルの警戒心にひっかかるのか、今だ謎のままです。

マル(柴犬)の食事

うちのマルの食事は朝晩2回、1回につきドライタイプのドッグフードをカップ3分の2くらいあげています。少ないように思えますが、うちの犬はとても小食でこれ以上あげても残してしまうんです。しかも、食べ過ぎると吐くか下痢をしてしまいます。獣医さんに相談したら、おやつで調節すればいいとのことだったので、歯磨き代わりになるというビスケットとささみジャーキーを用意して、時々あげています。

ドッグフードの種類はめったに変えません。ちょっと繊細すぎるお腹の犬なので、食べなれないドッグフードを食べるとお腹をこわします。アレルギーを起こして、毛が抜けて皮膚が真っ赤になることも。ですから、今までドッグフードの種類を変えたのは、犬の年齢にあわせたものに変えたときと、それまでのドッグフードが廃番になってしまったときだけです。

マル(柴犬)の運動量

うちの犬はたぶん、柴犬を飼うときの参考にはならない運動量です。とにかく散歩が嫌い、外に出るのを怖がる子なんですから。ペットショップから買ったとき、『柴犬はたくさん運動させないとダメですよ』と言われました。私は歩くのが好きですし、散歩のお供にと思っての柴犬選択でしたから、そんなの問題ない!だったのですが、うちの犬にとっては問題だったようです。

普通柴犬は、1日2回、1回30分前後、運動させた方がいいといわれます。しかし、うちの犬は1日1回、1回30分の散歩を始めるのに、嫌がって犬小屋に隠れるのを出すのから始まります。リードをつけて敷地外に出てしまえば、それなりに機嫌よく歩き出すのですが、前に嫌な目に遭った道には行きたがりません。嫌な目といっても、散歩中の他の犬に吠えかかられたり、遊んでいた子どものボールが転がってきたりの程度なのですが、嫌なものは嫌。仕方なく、別の道を目指しますが、毎日毎日歩いていると、ほとんどの道が嫌な経験ありの道に……。結果、敷地から出るのも嫌がる犬となってしまったのでした。

それでも犬に運動は必要ですから、庭を囲って出れないようにして、自由に走らせてみました。すごい勢いで走りだし、一往復。その後はさっさと自分の小屋に入ります。もう少し走ろうよと声をかけてもダメ。放したまま、隠れて見ていても小屋に入ったまま出てこない。 今まで飼ってきた犬は、どの犬も散歩好きだったし、庭に放せばその間中走り回っている犬だったので、犬それぞれなんだなあとしみじみ思わせてくれました。

庭に立ってこちらを見ている柴犬

柴犬(マル)

マル(柴犬)の鳴き声・吠え声

柴犬は無駄吠えしないといいますが、うちの犬もまさしくその通り。滅多なことでは吠えません。これで番犬が務まるのかと心配になるくらい、吠えません。

うちの犬が吠えるのは、唯一、ガス屋さんがプロパンガスのボンベを持ってきた時と、ガスの検針をする時だけです。豆柴ですか?と聞かれるくらいの小柄な犬なのですが、低い声でうなり、どこの猛犬がいるんだと首をかしげたくなるくらいの勢いで、ガウガウガウっと吠えます。ガス器具の点検で、玄関から家の中に入ってもらい、犬のいる裏口に出たときは吠えなかったので、顔や臭いで覚えて吠えているわけではなさそうです。プロパンガスを降ろす時の大きい音と、家人と一緒でなしに裏から入ってくることが、警戒心をあおっているんでしょうね。

ガス屋さんの他に吠えまくったことが一時期あります。うちの家の周りは家に囲まれているのですが、一方向だけ、木が繁え茂る空き地がありました。そこに家が建つことになり、建築中の大工さんに吠えることはなかったのに、人が引っ越してきた途端、人の気配がすると吠えまくるようになりました。勤務時間が夜勤含め変化のある方だったので、夜中にその人が帰ってくると吠える。明け方にその人が出て行こうとすると吠える。昼間に家事をしているらしい音で吠える。この時の吠え方は、ガウガウではなく、ワンワンとかワオーとか、ちょっと高めの声。

柴犬の特徴の縄張り意識が強いのが出てきたのか、自分の感知している範囲に新しく入ってきたのがダメだったんでしょう。結局、犬小屋の場所を反対側に変えることで、吠えるのは収まりました。そちら側にも家はあるのですが、犬を飼い始めるより前からあった家なので、うちの犬にとって縄張りに入っていなかったようです。

マル(柴犬)のフレンドリー度

吠えない代わりにキュンとも鳴かないうちの犬ですが、その分、尻尾ががんばっています。家族と顔をあわせると、ぎこちなく、遠慮がちに尻尾を動かし、そのうち、勢いよく尻尾をふりまくります。最初っから、尻尾、思い切りふってもいいのよ?

体をすりよせてきて、手を舐めてくるのも遠慮がち。別に怒鳴ったり、叩いたりなんてことしていないんですが、家に来た当初から、大人しくて怖がりで、こんな感じです。家族以外の人が来たら、吠えも逃げもしませんが、尻尾をふったり、すりよったりもしないので、これでも家族に対してはうちの犬なりにフレンドリーさを示しているのかも。

他の犬相手となると、人間への態度とはがらりと変わります。愛玩犬系の小型犬は、そもそも向こうから吠えてくることが多いので、問題外。マルは誰かの後ろに隠れてプルプルとしています。中~大型犬は、飼い主のしつけもいいし、おっとり系の犬が多いのか、向こうから近寄ってくることはありません。ので、うちの犬もそんなに怖がらず、足元で尻尾を一振り二振りくらい振って挨拶します。向こうから近寄ってきても、逃げずにそのままなのですが、突然ペシっと前足ではたこうとすることも。

マルと一緒に別の犬を飼っていた時も、放して遊ぶ時はそこそこ仲がいいのに、自分の小屋のそばに近寄ってきた時はうなって牙をむき出していたので、これも縄張り意識の表れなんでしょう。

毛の手入れ

普段のお手入れは、散歩や庭に放して遊ばせる前後に軽くブラッシングする程度です。 柴犬は皮膚病になりやすい犬種。例に漏れず、うちの犬も常に皮膚病予備軍です。1~2か月に1度は、風呂場に連れ込んでシャンプーで洗い、清潔さを保たせてます。そのシャンプーも市販の犬用シャンプーですらうちの犬には強すぎです。どれだけ皮膚に優しいというシャンプーを選んでも毛が抜けて真っ赤になるので、獣医さんで買ったオートミールとグリセリンで作ったというシャンプー(エピスース)を使用。洗う時にシャンプーを皮膚に浸透させましょうというくらいなので、とても皮膚に優しく、これを使うようになってからは食べ物のアレルギー以外で皮膚病にはなっていません。

柴犬は固い毛と防寒のためのふわふわの毛というダブルコートなので、春秋の抜け換わりの時期、特に春の抜け毛はものすごいです。手で引っ張ると、束になって毛がとれるくらい。ブラッシングしてもその刺激で新たに毛が抜けてくるという状態です。

柴犬の後ろ姿

マル(柴犬)

これはうちの犬が外飼いなのが原因かもしれません。あまりに抜け毛がひどいので、もしかしてまた皮膚病かもと獣医さんに相談した時、室内飼いすれば、暑い寒いの気温の変化が少ないので毛が生え変わりにくく、抜け毛の多い柴犬でもここまでじゃないですよと言っていました。

マル(柴犬)のケガ・病気・事故

マルが初めて病気になったのは、家に来て3ヶ月ほど経った頃です。食の細い子なので、もらったおやつを土の中に隠して後から食べることをしていたようで、土のついたおやつを食べ、ひどい下痢になってしまいました。出てきた便は透明の粘膜で覆われていて、見るからに異常事態。慌てて獣医さんに連れて行くと、手術は必要ないけれど、腸洗浄をするということで入院となり、次の日退院したものの、1週間毎日病院に通いました。かなり土を食べてしまっていたそうです。その後は、食べ物を隠さないように食事やおやつの量に気を付け、おやつの隠し癖がなくなるまでは犬小屋の場所もコンクリートの上に変えました。

幸い、事故に遭ったことはありませんが、ケガをしたことはあります。ケガというか、10歳の時、おしりにおできができて、それが化膿してしまいました。いつからできていたのか、おできは毛の中に隠れており、平気な顔で歩き回っていました。ですから、気がついた時には膿んで血が出ている状態。切開するほどではなく、抗生物質を1週間飲み続けることで治りました。

柴犬のマルとのエピソード

マルは人の気持ちにとても敏感で、優しい犬です。しかし、その『優しさ』表現が、どうも斜め上にいっています。

落ち込んでぼんやりしていた時、Tシャツの裾から頭をぐいぐい押しこんでこられました。慰めてくれていたようです。風邪を引いてふらふらしながら、散歩に連れて行けば、「大丈夫?」と足に纏わりつき、一人と一匹であやうく転ぶところでした。さらに家に帰れば、「心配だから行っちゃダメ」と胴体で壁ドン。心配してくれて嬉しいし、ありがたくてほっこりします。しますけど、風邪が悪化する前に早く家の中に入らせて、お願い。

落ち込んだり、体調が悪くない時にここまでしてきませんから、心配して慰めてくれているのはたぶん間違っていません。心配の仕方が間違っているだけで。

マルの敏感さは獣医さんに連れて行く時にも現れます。狂犬病とフィラリアの予防注射のためだから、獣医さんに行くのは1年に1回か2回だけ。にもかかわらず、なぜわかるのか、声をかける前から自転車の前でスタンバイしています(うちは自転車のかごに乗せて獣医さんに行きます)。

自転車のカゴに入った柴犬

マル(柴犬)

まったく普段通りにしていても気づかれます。でも、注射されて痛いし、他の犬に近寄られて怖いしで、獣医さん、嫌いなはず。連れて行かれることを察して逃げるならわかりますが、なぜ待ち構えているのか……。賢いのか、バカなのか、こういうのが『バ可愛い』というんでしょうか。

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